開催趣旨
2008年9月11日、熊本県の川辺川問題では、蒲島熊本県知事が「球磨川そのものが、かけがえのない財産であり、”守るべき「宝」ではないか」とし、ダム計画の白紙撤回を発表しました。同じく話題となっている「淀川水系流域委員会」問題では、滋賀県の嘉田知事が、県営ダムにダムでない「代替案」を出し、淀川水系全域に「NOダム」の方向性が出されています。自然や文化的要素の多く残っている自然河川、小国川を、流域の幸せのためにどのように活かしていくのか、また、真に「生命と財産を守る」ための治水策を、再び議論します。
基調講演1 なぜダムによらない治水か今本博健 元京都大学防災研究所長 京都大学名誉教授
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報告 最上小国川 ダムによらない治水対策の提言国土問題研究会 清野最上小国川の“真の治水”プラン 国土問題研究会 清野 |
パネルディスカッション 山形の守るべき宝とは |